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糸魚川大火 被災地4月

 平成28年12月22日に糸魚川市で発生した火災は、約4万㎡を焼失する甚大なものでした。がれきの撤去が終わった被災地に行き、街の中心に出現した何もないスペースを異様に感じました。
 被災地は建築基準法の準防火地域に指定されており、建物の類焼対策を行わないと建設できない地域でした。しかし、指定は平成19年10月30日であり、それ以前に建設され特段の対策がなされていない建物が大半を占めていたそうです。
 消防法のような即時適用ではなく、既存不適格を許す建築基準法の限界ではないかと思います。

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香川県立体育館

 香川県高松市にある「旧香川県立体育館」に行きました。
 1964年建設の体育館で、「丹下健三」の代表作の一つです。耐震性能が不足しているため2014年に閉館し使用禁止になりました。
 屋根形状のとおり反りあがったプレストレストコンクリートの梁を4本の脚(柱)で支え、HPシェル(双極放物線)の天井を吊るという独特の構造は、改修を困難なものにしてしまいました。香川県の実施した耐震改修工事の入札が不調に終わったことから、保存運動も起こっていますが、今後の使用は未定です。
 安全性に問題のある建物を使用することが出来ないのは当然ですが、歴史的な建築物としての価値を活かした形での改修を行い、何かに利用できないものかと思いました。

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香川県庁舎東館

 香川県高松市にある「香川県庁舎東館」に行きました。
 1958年建設の「丹下健三」による傑作庁舎建築と言われており、その後の庁舎建築に決定的な影響を与えた、とされています。ル・コルビュジエの近代建築+日本伝統建築の美意識を鉄筋コンクリートと当時の最新技術で表現しています。敗戦を経て迎えた民主主義の時代を象徴する、市民に開かれた庁舎というコンセプトの先駆けです。
 教科書で習うような建築なので、一度見てみたいと思っていました。感慨深いです。

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ポーラ美術館

 神奈川県足柄下郡箱根町にある「ポーラ美術館」に行きました。
 設計:日建設計、施工:竹中工務店、受賞:04年日本建築学会賞04年BCS賞、と建築好きならば見ておきたいプロフィールです。
 計画時に自然保護の観点から住民の反対運動があり、その回答として自然と共生する美術館が造られました。美術館周囲の遊歩道を散策した際にその成果も感じることができ良いと思いました。
 建物だけでなく収蔵作品も素晴らしいです。これが私設美術館なのだから、お金持ちの社会貢献は凄いな、と思いました。もしくはポーラ化粧品を愛用しているマダムたちの。

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万博記念公園
 大阪府吹田市千里にある「万博記念公園」と「EXPOCITY」に行きました。
 万博記念公園では、「黒川紀章」の「国立民族学博物館」を見ました。エントランスとそこに繋がる外部空間が見どころと思います。建物が素晴らしいだけでなく、展示物も良かったです。
 写真はエキスポシティの観覧車「REDHORSE OSAKA WHEEL」から万博記念公園を見たもので、国立民族学博物館、お祭り広場の大屋根、太陽の塔が写っています。
 レッドホースオオサカホイールは、平成28年7月に完成した、日本一の全高123mを誇る観覧車です。面白いのは、免震構造を採用し構造の国交大臣認定を受けた初めての観覧車ということです。耐震偽装事件後、平成19年の建築基準法改正によって超高層(60m超)の建築物は構造の国交大臣認定が必要になりました。遊戯施設も建築基準法の適用を受けるため、超高層該当の観覧車は、構造の国交大臣認定が必要になり、建設の難易度が上がりました。平成19年以降レッドホースオオサカホイールまで超高層該当の観覧車が造られなかったのは、耐震偽装事件のとばっちりではないか、と思います。
 ちなみに、建築系の人なら「千里ニュータウン」は名前だけは知っています。僕は建築の中でも都市計画系なこともあり、電車で通る際、ここがあの千里ニュータウンなのか、と思いました。ペリーの「近隣住区」によるラドバーンとハワードの「田園都市」によるレッチワースなどと一緒に覚えるんですが、その知識が何かに活かされているかというと疑問です。そもそも都市計画自体が仕事に全く関係無いので。
 また、平成28年6月から建築基準法の定期点検制度が強化されましたが、きっかけとなったのはシンドラーのエレベーターとエキスポシティの前身であるエキスポランドのジェットコースターの事故だったかと。
 ここは、建築的には「世界のタンゲ」なのでしょうが、それだけでなく色々なことが起きているようです。
 

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梅田スカイビル シースルーエスカレーター
梅田スカイビル見上げ 
 大阪府大阪市北区にある「梅田スカイビル」に行きました。
 設計は「原広司」で、このビルについて宇宙旅行とか空中都市とか言っています。2013年に安藤忠雄の壁面緑化と庭園の著作権について問題化したことでも話題になりました。
 最上階の「空中庭園」は大阪を一望できる展望台になっています。観光スポットとして一般的にも人気ですし、建築的にも面白いと思います。

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農舞台
 
 十日町市(旧松代町)にある「農舞台(まつだい雪国農耕文化村センター)」に行きました。
 設計は、MVRDVです。MVRDVの作品は、日本には表参道のGYREと、この農舞台だけです。
 竣工から13年、数々の芸術作品とともに松代の風景に馴染んできたような気がします。
美人林 
 美人林にも立ち寄りました。新緑が綺麗でした。 
 

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 長岡市にある「アオーレ長岡」に行きました。
 企画展「隈研吾展 Wood&Shadow Nagaoka -木と影-」を見てきました。
 アオーレ長岡を設計した隈研吾の最近の作品がパネルや模型で紹介されていて面白かったです。
 入場無料なのに他に人がおらず、人気の無さに驚きました。

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雪のまちみらい館 青木淳
  
 上越市安塚区にある「雪のまちみらい館」です。安塚総合事務所(旧安塚町役場)とは連絡通路でつながっています。設計は、新潟市の水の駅ビュー福島潟で日本建築学会賞を受賞した「青木淳」です。
 雪冷房や雁木を模した回廊、ポリカの外壁など、雪国のための建築を意識しているそうです。
 写真撮影時に駐車場の除雪作業をしていました。今年は雪が少ないです。

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東京都現代美術館
 
 東京都江東区にある「東京都現代美術館」に行きました。
 設計は、竹中工務店出身の建築家「柳澤孝彦」です。「新国立劇場」が代表作ですが、「有楽町マリオン」や「東京オペラシティ」といった商業建築も多数手掛けています。

オスカー・ニューマイヤー

 企画展「オスカー・ニューマイヤー展 ブラジルの世界遺産をつくった男」を見ました。
多数の入場者で賑わっていました。
 2,000を超える作品を残したニューマイヤーですが、その中から西沢立衛が10点を選び展示していました。どれも名作と呼ばれる作品ばかりです。ブラジルへはなかなか行く機会が無いので、こうした企画展は良いと思いました。

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