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京都駅

 京都市下京区にある「京都駅」に行きました。
 原広司の設計で1997年に竣工しました。当時の報道ではその巨大さと近代建築であることで批判が多かったように思います。実際に自分で見ると、単なる駅舎ではなく、巨大なパブリックスペースを内包した明快な空間を巧みな外観で街に融合させており、素敵に思いました。
 20年が過ぎ見慣れてきたのか、今では観光名所になっているようです。

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安藤忠雄展―挑戦―

 東京都港区にある「国立新美術館」で開催された「安藤忠雄展―挑戦―」を鑑賞しました。
 こだわりの展示が非常に良かったです。安藤忠雄が自ら展示物の余白にスケッチを描いているのも面白いです。サービス精神にあふれた魅力的な人なのだろうと思いました。
 建築展としては珍しく、建築関係者以外の入場者が多いというのも納得です。

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21 21 design sight

 東京都港区にある「トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト」に行きました。
 折り紙のような独特の屋根は安藤忠雄の設計です。展示室をつなぐ通路の空間に意図があり、面白いと思いました。

 「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」を鑑賞しました。ディレクターの青野尚子によるツアーに参加して、非常に楽しめました。

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パレスサイドビルディング 

 東京都千代田区にある「パレスサイドビルディング」に行きました。
 設計は日建設計工務部で、設計チーフは林昌二です。
 アルミルーバーを使った陰影のある外観や、円形コアが特徴的です。
 1966年竣工のパレスサイドビルディングには、外装のプレファブ化や、林昌二が「段階設計法」と呼んだスケルトン&インフィルにつながる考え方等、その後のスタンダードとなる先進性がありました。

The Japanese House : Architecture and Life after 1945

 東京国立近代美術館で企画展「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」を鑑賞しました。
 56組の建築家による75点の作品をグルーピングして見せることで時代のテーマを明確にする試みが面白いと思いました。

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ヤンマーミュージアム

 滋賀県長浜市にある「ヤンマーミュージアム」に行きました。ヤンマーディーゼル株式会社の活動がわかる博物館です。
 設計は日本設計株式会社、施工は清水建設株式会社です。2014年度BCS賞、2016年度グッドデザイン賞を受賞しています。非常にモダンなディテールと今風なテーマで素敵でした。
 施設の空調も当然、ヤンマー製のGHPでした。GHPの室外機が博物館内の通路から見えるようになっており、展示物のようでした。

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信濃美術館

 長野県長野市にある「長野県信濃美術館」に行きました。
 設計は日建設計のチーフアーキテクトとして活躍した林昌二で1966年に竣工しています。
 また、1990年に増築された東山魁夷館は谷口吉生の設計です。
 シェルの屋根やシンボリックな十字等、善光寺に隣接する立地を意識してか、宗教施設のようにも見えます。
 老朽化が目立つこともあり、9月以降閉館し、2021年までに再整備し開館することを目指すそうです。プロポーザルの結果、プランツアソシエイツが設計者として選定されています。

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金融資料館 旧日本銀行小樽支店

 北海道小樽市にある「日本銀行旧小樽支店」に行きました。
 設計者は辰野金吾(長野宇平治、岡田信一郎が補佐)で明治45年に完成しています。現在は金融資料館として公開されています。
 向かいには北海道銀行旧本店があります。
 設計者は長野宇平治で明治45年に完成しています。現在は小樽バインというワインカフェとして使用されています。
 北のウオール街と呼ばれた小樽の繁栄を示す歴史的建造物です。辰野金吾の代名詞ヴィクトリアンゴシック様式ではなく、両銀行ともルネサンス様式で統一されていました。
 小樽バインでワインの飲み比べを楽しみました。

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平田晃久升屋本店

 上越市三和区にある「升屋本店」に行きました。
 ホンダの耕運機や除雪機等、汎用製品を取り扱う店というイメージを覆すモダンさです。上方に広がるのか、地面に刺さるのか、斜めになったコンクリートの壁が面白いです。
 設計は「平田晃久」です。伊東豊雄に建築を学び、独立後はヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞する等、華々しく活躍しています。また、上越市にある「one roof apartment」も彼の作品です。

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糸魚川大火 被災地4月

 平成28年12月22日に糸魚川市で発生した火災は、約4万㎡を焼失する甚大なものでした。がれきの撤去が終わった被災地に行き、街の中心に出現した何もないスペースを異様に感じました。
 被災地は建築基準法の準防火地域に指定されており、建物の類焼対策を行わないと建設できない地域でした。しかし、指定は平成19年10月30日であり、それ以前に建設され特段の対策がなされていない建物が大半を占めていたそうです。
 消防法のような即時適用ではなく、既存不適格を許す建築基準法の限界ではないかと思います。

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香川県立体育館

 香川県高松市にある「旧香川県立体育館」に行きました。
 1964年建設の体育館で、「丹下健三」の代表作の一つです。耐震性能が不足しているため2014年に閉館し使用禁止になりました。
 屋根形状のとおり反りあがったプレストレストコンクリートの梁を4本の脚(柱)で支え、HPシェル(双極放物線)の天井を吊るという独特の構造は、改修を困難なものにしてしまいました。香川県の実施した耐震改修工事の入札が不調に終わったことから、保存運動も起こっていますが、今後の使用は未定です。
 安全性に問題のある建物を使用することが出来ないのは当然ですが、歴史的な建築物としての価値を活かした形での改修を行い、何かに利用できないものかと思いました。

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