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上越市頸城区にある「くびき駅」です。以前に、こんなブログを書きました。
2014年の夏頃に塗装改修を行い茶色になりました。
毛綱毅曠は赤く塗った杉の外壁によって、鮮やかさと季節の中で幾つもの表情を見せることを意図していたそうです。また、シンボルとなる駅として、エネルギッシュでアピール性の高いデザインを意図していると語っています。
建築家がいろいろ考えて赤く塗ったものを、無難な茶色に塗り替えた北越急行の判断はどうなのかと思うところです。
「石川県政記念館しいのき迎賓館」は旧石川県庁舎をリノベーションした施設です。
設計は山下設計で2010年4月に開館しました。正面には1924年(大正13年)竣工の旧県庁舎を残し、背面は巨大なガラスのカーテンウォールを設け、全体を免震構造とすることで成立させています。公園からガラス越しに見る旧県庁舎の壁、建物内から見る公園や金沢城の石垣等、面白いと思いました。
「近江町いちば館」は商業施設と公共交流施設をもつ複合ビルで2009年4月に開館しました。歴史のある近江町市場の風景を残しながら再開発事業を行うという企画で、再開発後も小規模店舗が残りコミュニティを維持していることから成功と言えるのではないでしょうか。設計はアール・アイ・エーです。
再開発事業に当たって村野藤吾の設計による「旧加能合同銀行本店」を曳家して保存しているのも良いと思いました。現在は北國銀行として利用されています。アーチや装飾が良いと思います。
金沢市にある「金沢市立玉川図書館」へ行きました。
たばこ工場を改修した、「近世資料館」は「谷口吉郎」とその息子「谷口吉生」の唯一の共作として有名です。写真の「図書館」は、谷口吉生の作です。図書館のコールテン鋼の外観はレンガの外観を持つ近世資料館と対比的ですが、図書館の中庭はレンガを使用し、近世資料館との一体感を感じさせるものでした。
また、「金沢海みらい図書館」にも行きました。
設計は「シーラカンスK&H」です。「シーラカンス」は東大「原広司」研究室のメンバーで立ち上げた設計事務所でしたが分裂しました。K&Hは、藤子F不二雄のFみたいなものです。
金沢市にある「鈴木大拙館」に行きました。
設計は「谷口吉生」です。小さな記念館でしたが、建築としての見どころは満載でした。
新潟市秋葉区新栄町にある「秋葉区文化会館」へ行きました。
「秋葉文化会館」は、2009年に新潟市が実施した設計者選定プロポーザルで「新居千秋」を設計者に決定、2013年9月に開館しました。「新居千秋」は、アメリカの建築家であるルイス・カーンに建築を学んだ、数々の受賞歴を持つ日本の建築家です。
「秋葉文化会館」は、リアスホールや江南文化会館で見られた3DCAD的な造形をさらに追及したように感じました。音楽ホールの反射面となっているシームレスで立体的なコンクリート打ち放しや、ねじれる柱は、どうやって施工するのだろう、とその素晴らしい技術力に感心しました(施工は大成建設JV)。
デザインは里山をイメージしているとのこと。プロポーザル時のスケッチでは周囲を森のような植栽で囲っていましたが、完成してみると芝生敷きになっていました。新潟市の予算の都合でしょうか。
山形県上山市にある「スカイタワー41」に行きました。
詳細は、http://www.yamacomi.com/950.html にて確認してください。
経済誌にバブル期の無理な開発として取り上げられたり、2008年頃にネットでその場違いぶりが話題になったりしました。
田園の中にそびえるタワーマンションは、実際に見ると違和感がありました。