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旧開智学校

 長野県松本市にある「旧開智学校」に行きました。
 明治初期に建設された「擬洋風建築」の代表的な建物です。
 擬洋風建築とは、欧州の建築様式について体系的な教育を受けたわけではない大工棟梁が見様見真似に洋館を建てたものです。そのため機能ではなく形をなぞったような誤りも散見されますが、文明開化の期待や新進の気風を感じられ、文化財として価値のあるものだと思いました。
 旧開智学校は、コーナーストーン風の漆喰やレンガ風の塗装で洋館のように見えますが、実は土蔵であることが面白いです。そういう目で見ると軒も出ていませんね。

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国立西洋美術館 コルビュジエ展
 
 東京都台東区の上野公園内にある「国立西洋美術館」で開催された「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ― ピュリスムの時代」に行きました。
 2013年に続き、コルビュジエの設計した国立西洋美術館でコルビュジエの作品を展示する企画です。国立西洋美術館を含むコルビュジエの作品群が2016年に世界遺産となり評価が高まっているのか、凄い人出でした。コルビュジエ近代建築の思想に影響を与えたピュリズムとキュビズムの作品を一覧出来て面白いと思いました。

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アルヴァ・アアルト展

 東京都千代田区の東京駅内にある「東京ステーションギャラリー」で開催された「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」に行きました。
 アルヴァ・アアルトは、フィンランド出身で、北欧デザインのシンボル的存在の建築家です。
 人々の暮らしをより豊かにするという理念のもと、建築だけに留まらずプロダクトデザインに取組んだアアルトの展覧会らしく、家具やガラス製品等も観ることができ面白いです。

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スターバックス大宰府天満宮表参道店

 福岡県太宰府市にある「スターバックス大宰府天満宮表参道店」に行きました。
 隈健吾の設計です。伝統的な木組み構造を取り入れた建築物を多数発表している隈健吾ですが、その先がけ的な建築物です。外部から内部へ連なる木組みが強烈で印象的ですが、喫茶店として心地よい空間だと思います。
九州国立博物館 外観
九州国立博物館 内観

 福岡県太宰府市にある「九州国立博物館」に行きました。
 設計は地元福岡県(久留米市)出身の建築家、菊竹清訓(きくたけきよのり)です。
 太宰府天満宮に参拝してから向かったので、アプローチのトンネルを抜けると、視界いっぱいにダブルスキンのガラスカーテンウォールが広がり、その巨大さが印象的です。
 展示も充実しており、ものすごいものが在ると思いました。

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TOTOミュージアム

 北九州市小倉北区にある「TOTOミュージアム」に行きました。
 梓設計の設計です。南棟の巨大なアーチと北棟のセットバックしながら積層される屋根が特徴的です。内部に展示室として柱の少ない大空間を持ち、南棟と北棟が一体で免震構造となっています。衛生陶器のようなイメージの外観ですが、S造デッキスラブに防水シートを貼り構成しているそうで、非常に巧みな設計だと思いました。
 展示も非常に良いです。便器バイクはおそらくカワサキエストレアではないかと思います。

北九州文学館

 北九州市小倉北区にある「北九州市立文学館」に行きました。
 磯崎新の設計です。連続するヴォールト屋根の形状が、そのままステンドグラスを持つ展示空間になっており面白いです。北九州ゆかりの文学者を中心に展示するミュージアムです。

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福岡市博物館

 福岡市早楽区にある「福岡市博物館」に行きました。
 佐藤総合計画の設計です。アジア太平洋博覧会のパビリオンとして整備された後、博物館にリニューアルされました。金印があったり展示物も面白いです。

ぐりんぐりん
グリングリン内部

 福岡市東区のアイランドシティ中央公園内にある体験学習施設「ぐりんぐりん」に行きました。
 伊東豊雄の設計です。RCのシェルを組み合わせた建物は、地面と屋根が連続的に繋がり、面白い空間になっていました。

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サグラダファミリア2003年
サグラダファミリア2019年
 
 バルセロナのカテドラル、サグラダ・ファミリア大聖堂に行きました。
 上が2003年秋の写真、下が2019年初めの写真です。
 建設工事は順調に進捗していました。大聖堂内部は光に溢れて素敵な空間が構築されていました。
 1882年の着工から144年目、ガウディの没後100年の2026年に完成する予定ですが、地元の人は本当に完成するとは思っていないそうです。どうやら2026年は躯体のみ完成し、その後も彫刻等の装飾工事が継続するようです。

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田根剛展
田根剛展
 
 東京都新宿区にある「東京オペラシティ アートギャラリー」と東京都港区にある「TOTOギャラリー間」の2か所で同時開催された「田根剛 未来の記憶 Archaerology of the Future」に行きました。
 オペラシティでは「Digging &Building」、ギャラリー間では「Search & Reserch」をテーマに田根剛の思考を見せる展示が行われていました。
 建築家の個展なのに、図面や建築技術的な部分をあえて見せないところが珍しく、メッセージを伝えることに特化しているのだと思いました。建築系じゃない人が見ても面白いのではないでしょうか。

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帝国ホテル ライト

 愛知県犬山市の「博物館明治村」に行きました。
 建築家「谷口吉郎」と名古屋鉄道会長「土川元夫」により創設された、明治時代の建築物を保存する野外博物館です。
 なんといっても、フランク・ロイド・ライトの帝国ホテルを体験できるのが素晴らしいです。
 不倫を繰り返すライトの人格は破綻していたのかもしれませんが、そうしたスキャンダルが無ければ来日も無かったでしょうし、何が幸いするか分からないものです。
 

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名古屋城天守閣
名古屋城本丸御殿
 
 愛知県名古屋市にある「名古屋城」に行きました。
 現在の鉄筋コンクリート製の名古屋城の天守閣を木造で再築する事業を実施中で、築城当時のままに再築するためエレベータを設置しないことが問題となっています。文化財として適用除外があるため、現在の建築基準法が適用されない、ということはあるかもしれませんが、当然に不特定多数の観光客に公開するのでしょうから、安全のための規定を無視することは事実上できないのではないか、と思います。であるならば、当時のままに再築することは不可能なわけで、エレベータを設置すればよいと思います。
 一足先に完成した本丸御殿を観ました。当時のままに本物を造るからよいという考えもわかりますし、実際に素晴らしいものでしたが、暑い夏に空調が無いのは閉口しました。
 というわけで、天守閣にはエレベータを設置したり、空調を導入し、バリアフリーな感じがよいと思います。

犬山城天守閣

 愛知県犬山市にある「犬山城」にも行きました。こちらは、築城当時のままに現存しており、国宝となっています。もちろん、空調もエレベータもありません。

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